2014年11月3日月曜日

お金の教養講座を受けてきた

 就活を終え来年から社会人になるが、特にお金に関する知識が足りないなと最近感じている。 一般的な大卒新人なら毎月20万、ボーナスや残業代を入れれば少なくとも年300万くらいという、学生時代とはスケールの違う額を扱うことになる。 その後も、ある程度のところまでは年収が増えていくだろう。 給料は増えるのに、お金を扱う側の人間が進歩しなくて良いのか? そんな状況を少しでも打破するためお金の教養講座を受けてきた。

 お金の教養講座とは、日本ファイナンシャルアカデミーが行っている無料の講座である。 ネットでも悪い評判をあまり聞かなかったので行ってみることとした。(役に立たなかったという悲しい感想もあったが) 日本ファイナンシャルアカデミーは中立的な機関なのでこの手の講座にありがちな金融商品の押し売りなんかがない点がいいところだと、講師も言っていたし、自分もそう思う。

  内容
 この講座曰く、お金は稼ぐ能力、貯める能力、増やす能力の3つに分けられて、どれに偏っても駄目だという。例えば仕事ばかりして貯めたり増やすのを疎かにしては駄目だし、貯めることばかり考えて自己投資しないのも賢くないという。

 そして、本当に大事なのは稼ぐ能力よりも持ち続ける能力だということ。だから、この講座では稼ぐ方法については殆ど触れられず、持ち続ける能力、増やす能力が話のメインとなっている。

 例えば、給料の2割を定額預金し、2割を自己投資に充て、残り6割で生活するというメソッド。 この方法で貯めれば5年後には年収分くらいの貯金ができて大きいし、自己投資=成長もできるという理屈である。 あとは通帳のうまい使い方や続く家計簿の付け方など。 

 さらには、他人の時間を有効に活用することの大切さと、「お金に働いてもらう」ことの大切さも教えられた。
 他人の時間を有効に活用するとは、他人を雇うということである。何も起業して人を雇えと言っているわけではない。月幾許かのお金を払って税理士を雇い、記帳代行などをしてもらい、浮いた時間を更に生産的なことに回すなどのレベルでいい。
 お金に働いてもらうとは、すなわち投資のことである。講座では株、債権、不動産、商品、為替の5つの投資先がまず紹介され、特に初心者におすすめなのは不動産、株、為替(FX)らしい。 特にどんな人がどれに向いているかというのも教えてもらった。それによると私は不動産投資に向いているみたいだが、この講座では具体的な方法論まで学ぶことができなかった。もう少し勉強してからにしようと思う。

  終わりに
 最後に次のレベルの講座の案内を頂いて終了した。不動産投資に関するセミナーと、株FXに関するセミナーの2つである。今回受けたお金の教養講座だけでは、実際にどう投資してよいかまでは踏み込んでいないので、次の講座も受けてみようと思う。

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