2014年11月28日金曜日

不動産投資の学校体験会に行ってきた

前回のお金の教養講座に続き、日本ファイナンシャルアカデミーが主催している不動産投資の学校の体験学習会に行ってきたのでレポートする。

先生は篠原先生という方で、私が以前にお金の教養講座を受けた時と同じ先生だった。
http://ameblo.jp/fp-shino/

まず導入は一生で一番使うお金は住居費ということから話が始まった。
だいたい、平均的な人で5000から6000万円かかるらしい。
また、60歳(定年後)から死ぬまでに使うお金の額が約9300万円らしい。

このセミナーではいかに不動産投資をつかいこなして、この住居費を工面するか、年金に頼らずに老後の資金を貯めるのはどうしたらいいかといったことを教えていただいた。

今回学んだことを列挙すると、
・不動産の価値は資産価値と収益還元価値に分けられる
・収益マイホームについて
・お金がない=不動産投資ができないではない
・72の法則
・表面利回り
・レバレッジ効果
・リスクに備える方法を10個
特に担保力、立地の知識についてと管理会社の選び方が重要らしい。

わかっている人から見れば基本的なことばかりかもしれないが、初めての私には目から鱗が落ちるようだった。
詳しくは本講座で(これが30-40万円もかかる・・・)という部分もあったのでそこは残念(2時間の無料講座にそこまで期待しても仕方ないが)。

先生と少しだけお話させていただいたのだが、今の私(来年から社会人で23歳)には時間がたくさんあるので勉強を積むことが大切だということを教えていただいた。
まあ、これを聞いたからといってすぐに物件に飛びつく訳にはいかないだろうしね。
勉強不足で食われるのがオチだ。

最後に不動産投資の学校本編を紹介されて終了。
この講座を受けてすぐに申し込みをすると割引で申し込めますよと言われるが、別にその場で書かなくても割引は受けられるようなので(あとでその旨メールが来た)、焦って申し込む必要はない。
なにしろ高い買い物なので、(最低でも30万かかる)じっくり考えたり、時期を見たりすることも必要でしょう。
私は30万円すぐにポンと出せるわけではないし、名前を書いたりするのが面倒なのですぐに帰ってしまった。
ただ非常に勉強になったことは間違いないし、社会人になって生活が安定しだしたらまっさきに考えたいのが投資のことなのでやはり気になる講座である。

2014年11月13日木曜日

TOEFL ITP(R)テスト 公式テスト問題&学習ガイドの単語問題の難易度を調べてみた

TOEFL ITP(R)テスト 公式テスト問題&学習ガイド
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前回に引き続き、この本についての話題。
今回はこの本に出てくるリーディングの単語問題について調べてみる。
なぜこの本について調べたかというと、唯一の公式問題集であり、この本の難しさを知ることがTOEFL ITPの難しさの指標になるからだ。

単語問題とは、例えば次のような問題である。

本文:It is employed, therefore, mostly by bottom dwellers that do not move quickly or efficiently.

問題:The word "employed" is closest in meaning to
(A)used
(B)occupied
(C)developed
(D)provided

解答: (A)used
※TOEFL ITP(R)テスト 公式テスト問題&学習ガイドより引用

このような問題はTOEFLの定番中の定番問題で、高得点を取るためには落とせない問題ばかりである。
今回の記事では、この問題集の単語問題に出てくる単語の難しさを調べた。

単語の難易度を調べるのには、Weblioの学習レベルの目安を指標にした。

例えばemployという単語はレベル2である。このレベルをリーディングの単語問題に出てくる単語全てについて調べた。
なお、時制と名詞の単複、-ing形などは適宜簡単な形に直して調べた。
また、レベルが出てこなかった場合は除外している。



単語問題は13問、よって問題文13単語、選択肢52単語、合計65単語について調べた。
なお、難易度を調べられなかった単語は5単語あったので、データは60単語の難易度の平均および出現頻度になる。

問題文の難易度の平均は4.5(高校〜大学初級レベルくらいの水準)であった。サンプル数が少なく、レベル10の単語predominantlyが平均を押し上げているが、最頻値は4なので妥当な結果だと思う。

選択肢の難易度の平均は2.7だった。こちらの最頻値はなんと1(中学以上の水準)で、いかに基礎的な単語を習熟しているかが問われていることがわかる。

最後に全体の平均と、各難易度の単語の出現頻度を調べた。平均は3(高校2年生、センター対策程度)と低くやはり基本的な単語をいかに使いこなせているかが鍵になるようだ。
また、出現頻度もレベル1とレベル2が17回でそれぞれ一番多く、ついでレベル3と4が7回で多かった。一方で、レベル8以上(大学以上の水準)の単語は殆ど出ていないことがわかった。ただし、全く出ていないわけではないということに注意が必要である。

これらをまとめると、TOEFL攻略の鍵になるのは基本的な単語であって、それらをいかに使いこなせるかということがまず第一に分かる。次に高難易度帯(大学〜大学院レベルの水準)も出ていないわけではなく、高得点を叩き出すためにはこれらの単語も結局は習熟しないといけないということがわかる。

しかしながら、これほどまでに基本的な単語が多いとは意外な結果ではないだろうか?

※今回の記事は、問題集一回分のデータのみを参考にしており、本番のITPテストの難易度を保証するものではなく、また本番で今回調べたのと同じ程度の難易度の単語ばかり出るわけではないということをご承知ください。

2014年11月9日日曜日

【レビュー】TOEFL ITP(R)テスト 公式テスト問題&学習ガイド

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【いいところ】
TOEFL ITPの唯一の公式問題集なので、TOEFL ITPに本気で取り組みたいと思っている場合には必須になる。
著者らは京都大学で一般教養の英語科目を担当している先生で、私も面識はないがお世話になったことがある。

金丸敏幸先生
http://kyouindb.iimc.kyoto-u.ac.jp/j/eX8aB

田地野彰先生
http://kyouindb.iimc.kyoto-u.ac.jp/j/eX8aB

内容は1章がTOEFL ITPの紹介、2章が英語の勉強法と例題、3章が本番の問題と解説である。
他の非公式問題集は難易度調節が不適当だったりするので、実際の過去問に当たるのは非常に重要である。
また、TOEFL ITPテストの意義やスコア算出方法などもまとめられているので、初めて受ける方にもおすすめしたい。


【悪いところ】
問題が1セットしかはいっていない。そのわりに定価3000円超と異様に高い。
さらに解説も丁寧とは言いがたく、本のデザインが古臭すぎる。
また、アマゾンレビューには本番よりやや簡単という意見があり、私も同意したい。
それでも実際の過去問が解けるというのは大きく、買わざるをえないのが辛い所。

2014年11月5日水曜日

ターミナルで初心者の私が躓いた所

久しぶりにプログラミングの勉強でもしようと思ってMacのターミナルでコンパイルしようとした所、ターミナルの使い方でひどく困った。

要するに、http://blog.livedoor.jp/yumarimo_apple/archives/21261526.htmlに書いてあることをやろうとした所ターミナルを扱うところで躓いてしまったわけだ。

cd(Change Directory)という基本中の基本のコマンドなのだが、そのコマンドの入力に関するルールをすっかり忘れてしまっていたので、自分のためにメモしておく。

・ログイン直後のカレントディレクトリはUsers/ユーザー名!

・pwdコマンドで、現在位置を確認!
このコマンドを入力すると現在いるディレクトリを表示してくれる。

・相対パスは cd ディレクトリ名
・絶対パスは cd /Users/ユーザー名/ディレクトリ名/ディレクトリ名/・・・

・一つ上のディレクトリに戻るときは cd ..
・ホームディレクトリに戻るときは cd

・lsコマンドで直下ディレクトリに何があるか確認

とりあえずこれだけ覚えておけば最低限のことはできるかな。
間違い、勘違い、わかりづらい表記があれば教えて下さい。

参考にしたサイト

2014年11月3日月曜日

お金の教養講座を受けてきた

 就活を終え来年から社会人になるが、特にお金に関する知識が足りないなと最近感じている。 一般的な大卒新人なら毎月20万、ボーナスや残業代を入れれば少なくとも年300万くらいという、学生時代とはスケールの違う額を扱うことになる。 その後も、ある程度のところまでは年収が増えていくだろう。 給料は増えるのに、お金を扱う側の人間が進歩しなくて良いのか? そんな状況を少しでも打破するためお金の教養講座を受けてきた。

 お金の教養講座とは、日本ファイナンシャルアカデミーが行っている無料の講座である。 ネットでも悪い評判をあまり聞かなかったので行ってみることとした。(役に立たなかったという悲しい感想もあったが) 日本ファイナンシャルアカデミーは中立的な機関なのでこの手の講座にありがちな金融商品の押し売りなんかがない点がいいところだと、講師も言っていたし、自分もそう思う。

  内容
 この講座曰く、お金は稼ぐ能力、貯める能力、増やす能力の3つに分けられて、どれに偏っても駄目だという。例えば仕事ばかりして貯めたり増やすのを疎かにしては駄目だし、貯めることばかり考えて自己投資しないのも賢くないという。

 そして、本当に大事なのは稼ぐ能力よりも持ち続ける能力だということ。だから、この講座では稼ぐ方法については殆ど触れられず、持ち続ける能力、増やす能力が話のメインとなっている。

 例えば、給料の2割を定額預金し、2割を自己投資に充て、残り6割で生活するというメソッド。 この方法で貯めれば5年後には年収分くらいの貯金ができて大きいし、自己投資=成長もできるという理屈である。 あとは通帳のうまい使い方や続く家計簿の付け方など。 

 さらには、他人の時間を有効に活用することの大切さと、「お金に働いてもらう」ことの大切さも教えられた。
 他人の時間を有効に活用するとは、他人を雇うということである。何も起業して人を雇えと言っているわけではない。月幾許かのお金を払って税理士を雇い、記帳代行などをしてもらい、浮いた時間を更に生産的なことに回すなどのレベルでいい。
 お金に働いてもらうとは、すなわち投資のことである。講座では株、債権、不動産、商品、為替の5つの投資先がまず紹介され、特に初心者におすすめなのは不動産、株、為替(FX)らしい。 特にどんな人がどれに向いているかというのも教えてもらった。それによると私は不動産投資に向いているみたいだが、この講座では具体的な方法論まで学ぶことができなかった。もう少し勉強してからにしようと思う。

  終わりに
 最後に次のレベルの講座の案内を頂いて終了した。不動産投資に関するセミナーと、株FXに関するセミナーの2つである。今回受けたお金の教養講座だけでは、実際にどう投資してよいかまでは踏み込んでいないので、次の講座も受けてみようと思う。