2015卒の話なのだが、10分-15分で終わる面接や、グループ面接(一人あたりの持ち時間はひどいところだと5分とかになる)は私はほとんど落ちた。私はこういう面接をインスタント面接とよんでいるが、とにかく落ちた。
代わりに長時間根掘り葉掘り聞かれたり話をできる面接はうまく通った印象がある。
そういった面接をする企業はやはり中小企業が多くて、その例に漏れず私の内定先2社も中小、もうひとつはベンチャーだった。
内定先のベンチャーなんて社長と2時間くらい話した。もう一つの内定先も1次で1時間弱話し、2次で役員から1次の振り返りのような面接。最終で落ちたコンサル会社も、1次で100分は話して通してもらえた。どれもどう考えてもインスタントでない。
多分、10分15分の面接ではほぼ何もわからないと思う。でもそれでも良いという場合があって、だれでも出来る仕事だったら10分15分の面接で適当にとっても問題がない。だれでもできる=低級な仕事だということを言いたいわけではない。大企業は教育体制が整っているから誰をとってきてもある程度まで仕事ができるようになるだろうということである。
一方中小企業には大企業ほどの教育研修に関するノウハウがない。そこで一人一人の素の能力にかかってくる部分が大きくなる。採用人数も大手に比べれば少ないから一人あたりの比重が大きい。取るのにも慎重にならざるを得ない。そこで面接に時間をかける。1時間も話せば少なくとも「インスタント面接」よりは圧倒的に多くの情報を得られる。
面接適当〜教育研修充実と、面接ガッツリ〜制度はいまいち整ってないとだったら、どちらがいいかは当人の価値観次第だ。
私は面接をガッツリやってくれたほうが人間味溢れてていいなと感じるし、制度も作る側に回らなきゃ駄目じゃねと考えてしまうタチだから後者が合っているようだ。
だから大企業は合わないし入れない。(新卒の時に入ろうとも思わなかったし・・・)
いくつか甘ったれたこと言っているなと自分でも感じるし、社会にも出たことない人間の妄想だけど少しでも就活生の役に立てたら幸いです。
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